リボンリボンさんと楽天昨晩、突然に 私たちのブログ仲間、「リボンリボン」さんのことです。 偽ブランドを使ったネットオークション詐欺と闘って来た女性です。 先週、彼女を中心に『偽ブランドのネット被害をなくす市民会議』が発足しました。 その矢先、こともあろうか楽天から警告メールが届きました。 「権利者からの連絡で、ページを削除することもある」という警告です。 権利者と主張している相手が誰なのかも明示しないままの警告です。 どう考えても、おかしな話だと思いませんか。 権利者と称する相手がブランドフォルダーなら、偽ブランド摘発は歓迎するはずです。 あるいはブランドフォルダーがネット詐欺を容認しているとすれば、これこそ大問題です。 意図的としか思えない 偽ブランドを使ったネット詐欺の急増は、みなさんご存知のとおりです。 そんな時だけ、 「私たちはオークションの場を提供しているだけだから責任はない」 と主張しているのが楽天です。 現実には楽天が、オークション詐欺によって手数料名目の膨大な利益を上げています。 みなさんに、この問題を見守って頂きたいのです。 この一件によって、楽天の企業としての姿勢や体質も明確になると思います。 私はブランド品などには興味も無いし、オークションも興味はありません。 でも、このインターネットの世界で広がっている不正を見過ごすことは出来ません。 また、そのことによって堂々と利益を上げる企業が存在することも見過ごせません。 関連サイト リボンリボンさんのブログはこちらです→リボンリボンの情報交換広場 これに関連するコメントはこちらに書いています→ミクシィの両国の隠居のページ 今日(3月31日)のミクシィに書いた日記です。 「リボンリボンの情報交換広場」について 【引続き見守ることの大切さ】 楽天からの強制削除を匂わせた一通の警告メール。この件に関して様々な意見が寄せられています。私のからもブログ仲間に呼びかけて、この問題に注目して頂きました。 より多くの人に関心を持って頂き、衆目の見守る中でことに対処すべきだと考えています。楽天のみならずブログ運営サイトが提示する規約の問題と、ネット上での映像著作権問題などが関係しています。 【問題の本質】 少なくとも映像著作権問題に関しては、私が過去に裁判で争った経験から、まったく問題はないと考えています。 次にブログ運営サイトの規約の問題ですが、これについては一昨年の暮れ、ライブドアが突然、著作権に関する規約を変更し、猛反発を食らって撤回した事件を思い出しました。 ブログサイトも従来のマスコミと双方向性などの違いがあるものの、コミュニケーション手段を所有する企業として、マスコミ産業が負っている公共性と公平性の責務と何ら変わりないと思います。 【楽天などサイトを提供する企業の責務】 サイトからの排除等の強制手段は、明らかに法に反する場合、及び誰の目から見ても公序良俗に反する場合を除き、相手の同意なくして行うことは不当です。まさしく独占的立場を利用した排他的取扱いに他ならないと思います。 ブログは私企業が運営しているので、運営サイトの指示、規約に従うべきだとの意見もありますが、それも新聞社や放送局と何ら違いはありません。新聞社や放送局も私企業です。 そのサイトの参加者が一定規模を超え、公共性を持つようになった段階では通用しない論理です。 【全ての機会にオークション詐欺へ注意喚起を】 いずれ明快な判例を引き出す必要も感じていますので、この件については後日に譲りたいと思います。 どちらにしても、ネットオークションにおける偽ブランド問題は、ますます深刻度を増しています。 今回の件を含め、リボンリボンさんの負担が増えることは懸念されますが、例えテーマが何であれ、出来るだけ多くの人の目に触れる機会を作ることが必要だと感じています。 【『偽ブランドのネット被害をなくす市民会議』へ協力を】 今はまだ、一部の人たちだけの負担で啓蒙活動などが行われています。私もリボンリボンさんに出会わなければ、一生無関心だったでしょう。 今後、『偽ブランドのネット被害をなくす市民会議』を中心にネット詐欺をなくす運動が大きく成長することが必要だと思います。 ブログやSNSをめぐる環境が良くなるのか、それともさらに荒廃するのか、こんなところにその分岐点があるように思っています。 ジャンル別一覧
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